明 月 院 や ぐ ら

 アジサイ寺で知られてます明月院は、大きさで鎌倉一のやぐらでも有名です。明月院のやぐら(羅漢洞)は、参道の石段を登りきった奥に茅葺き屋根の開山堂があり、そこを左に折れたところに御座います。
 このやぐらは、間口7メートル、奥行6メートル、高さ3メートルにも及び、鎌倉に現存するやぐらでは最大級のものです。壁面には釈迦如来、田寳如来、十六羅漢像が彫られてるそうです。そして中央に安置された宝篋印塔は、上杉憲方を祀るものとのことです。
 明月院やぐらは、相当幅広く作られておりますので、やぐらに向かって左からと、正面からと、向かって右から撮り、右側のもうひとつにもレンズを向けて見ました。
 明月院は、開山堂が接近しており、上手に表現できませんでしたが、鎌倉にお出での節は是非お立ち寄り下さい。なお、明月院やぐらから、開山堂をはさんで右手には鎌倉十井のひとつ、「瓶(つるべ)の井」があり、今もこの水は利用できると聞きます。


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浄 智 寺 や ぐ ら

 鎌倉五山の第四位の寺で、昔は大伽藍を誇ったといいますが、かっての面影はなく、今はひっそりと静まり、反橋から見る寺は周りの谷戸と調和して静かな佇まいを見せております。
 浄智寺は、反橋から入り、総門をくぐって先を見ると、鐘楼を二階に背負った珍しい様式の楼門があります。楼門をくぐると右手に仏殿の曇華殿があります。ここには室町時代の作という過去、現在、未来を表す三世仏が安置されております。曇華殿の裏手に回りますとそこが墓所です。墓所には、肩を寄せ合うように並んでいる沢山の五輪塔や宝塔が目に留まります。しかし、ここのやぐらは祀られている人が誰かは判明せず、寺の関係者に伺っても定かなお答えは得られませんでした。


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東慶寺やぐら

 開山から明治にいたるまで尼寺だった東慶寺は駆け込み寺、縁切寺として有名ですが、この寺を開いた方は、北条時宗夫人覚山尼です。そんなことで湘南のKinは覚山尼のやぐらを求めてまいりました。
 東慶寺は、尼寺でも寺格は高く、室町時代には鎌倉尼五山の第二位に列せられるという名刹でした。歴代、名門の息女が名を連ね、後醍醐天皇の皇女用堂尼も五世住職となられました。又、二十世住職の天秀尼は豊臣秀頼の娘です。さて、そうしたことで大きなやぐらを期待して出かけましたが、ひっそりと静かに祀られていました。


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